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2006年10月11日

●ココロとカラダ

その日の早朝、電話が鳴った。
旦那のおばぁちゃんが亡くなったという知らせだった。

動揺した。おばぁちゃんと親しくしていた訳でもないのに。
入院されてから会いに行っていなかった後悔、
松本のテーブルで「元気でね」と目を潤ませる自分の祖母の様子
自分の祖父が入院し亡くなって通夜からお葬式のことや
友人のお父さんの葬儀の様子などの記憶と繋がったんだろう。

福岡でお通夜、翌日葬儀だと聞き、準備をする。
喪服、お数珠、着替え・・・・
私は結婚式の司会で通夜の開始には間に合わない。
当日代わりが見つかるわけもなく、ご指名で頂いた仕事だからなおのこと。
去年の春にも翌日の仕事の為に、じいちゃんの葬儀を途中で抜け出した。
改めて覚悟の必要な仕事なのだと思った。そして動揺してしまった。

タイミング悪く生理と重なって、精神バランスはおかしな方へ転がる。
男性にはたぶん理解できないだろう。
判断力も決断力も鈍り、思考回路はマイナスへ傾く。
自分のコントロールが難しくなる「最悪な悪酔い」みたいな自分を抱えなきゃいけない。
そんな日にも普段と同じように行動することの難しさ。
休みの日なら、布団をかぶって安静にしてやり過ごせる嵐。
無ければ楽だけど、一ヶ月に一回のリズムがあるから人類は絶えずにあるのだ。
そして悲しいことに「嵐」が過ぎてしまうと、嵐と戦った自分に「何やってたんだ?」と別人のように思う程の落差があること。


内側の荒れ狂う嵐をコントロールしながら、一生に一度の2時間半を進めていく。
自分の仕事に喜びも誇りもある、いただけるエネルギーもとても大きい。
でも、一ヶ月に一回の確率と重なってしまうと、正直辛い。
折りしも、この日はレストランウエディング。確認事項が多く、当日頂く初見資料も数枚ある。
そして、思考回路はマイナス傾向・・・・・止まらない不安と溢れるマイナスイメージ
心配だから、祈るしかない。
どうか、どうか、お客様の大事な時間を損なわずにすすめられますように。

旦那を送り出して、自分が出かける頃になると私のプチパニックはパニックへ移行しつつあった。
会場に向かう為に運転する。泣きべそでマスカラがつけられない。
深呼吸を何回しても落ち着かない。
何か落ち着くこと・・・と友人でもあり英語の先生でもあるヒロちんへSOSメール。
いつものことながら、英語には英文、日本語にも英文で返事が返ってくる。
ポジティブなエネルギーに溢れた言葉たちを留めたいので許可を取ってここに残す。

  旦那のおばぁちゃんが亡くなった。
  これからウエディングなのに動揺してる。
  チカは大丈夫だってパワーをくれー。落ち着けわたし。

  Oh~I'm sorry to hear that(u_u)o〃
  ☆Yes,I do 'believe' that you are gonna be okay,beautiful>^_^<
   You will be just fine at the wedding☆ I am right here♪
   You are GREAT,chika!!♪d(⌒〇⌒)b♪

  ありがと。ぶじにできるように祈っててね。

  Sure!Absolutely!I'm praying for u. Girl~☆
  You have a wonderful skills that u have been doing MC for a loooong time>^_^<
  YOU ARE GREAT,lady♪ EVERYTHING is gonna be just fine!
  'BELIEVE YOURSELF'(^・^)Chu♪

涙を拭いて、だいじょぶ、だいじょぶ、だいじょぶ・・・・呪文のようにブツブツ言いながら車を降りた。
一ヶ月に一回に重ならない日はウキウキ、ドキドキワクワクなのに。

挙式リハーサルの新郎新婦を見たら、一気に幸せな気持ちになった。
リハーサル後、新婦の幸せいっぱいの「よろしくお願いします」の笑顔に私のエネルギー満充電。
彼女のためだけに作られたようなドレスを着て幸せに輝く様子をみてとろけた。
一生の思い出の2時間半にするんだ。その為に私は居るんだ。気力が沸いてきた。

そして私は「嵐」と戦えた。ちゃんとギリギリの合格点は出せたと思う。


なんとか無事に仕事を終えて、ほっとしたら、どっと疲れが出て帰り道は悲惨だった。
どの道をどう通って帰ってきたのかも覚えていない。
お金を下ろす為に立ち寄ったスーパーでお腹が空いていることに気づいて子供カレーを食べた。
体がびっくりしないように、ちょっとづつ口に運んでいるとメールが届いた。
スーパーに買い物に来たという友人ぁゅぁゅが偶然私の車を見つけてくれたのだ。
お互い急いでいたので顔は見れなかったけど、近くに彼女のエネルギーを感じて嬉しかった。

荷物を取りに家に戻ると、洗濯物が干してあり、台所のお皿も洗ってあった。
記憶に無いんだけど、やるなぁ・・プチパニックの私。

そのまま荷物をまとめてタクシーに乗り、高速バスで福岡へ。
最初はお通夜にも行くつもりだったけど、疲れてる私を旦那が気遣ってくれた。
交通機関の乗り継ぎで大変だから通夜が終わる頃、義妹のところで合流しようと。大丈夫だからと。
長男の嫁の私の立場を、上手にサポートしてくれた。

なぜか高速は混んでて、なかなか着かず、足は張るし疲れているのに眠れないしでへとへと。
バスの窓から見えるラブホテルの看板を見るにつけ、今お布団にねころがりたいと泣けた。
そんな理由でラブホテルの看板に泣けるなんて、たぶん一生のうちでも無いだろう。
ようやく着いたバスから降り、地下鉄に乗って降りて、ヒールをカツカツ荷物をゴロゴロ。
ショーウインドーに映る私は、ヨレて疲れて歳をとって見えた。
旦那が迎えに着てくれた車に乗ったら泣き出してしまった。
「疲れたよぉぉぉぉぉぉ」
我ながら、子供みたいだった。

心と体はお互いに支えあっているのだなぁ。
同時に鍛えていかなくちゃなぁ。

  

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コメント

ちかさんもキングーさんも大丈夫ですか?
疲れていらっしゃると思います…
ゆっくり休んで元気になってくださいね。

ケロッピん、ありがとう。元気になったよ♪

こんばんわ。
たいへんだったね、、、
体調は大丈夫???
いつも読ませてもらってて、いつもちかさんの言葉に力をもらっているから、なんか黙っていられなくて、、、だからって、どう言葉をかけてあげたらいいのかみつからない、、、ただただ、元気になって欲しい、、、笑顔の素敵なちかさん!がんばり屋のちかさん!がんばらずに、がんばれ!!!

わーお。おねやん、ありがとう。
元気になってきたよ、ありがとね(^^)

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