●phone call

夜中に携帯が鳴った。
父からだった。
元気にしてるかや?
ラジオはどうだや?
最近親友をまた「がん」で亡くした父。
また言葉に込める魂の濃さを増した。
父の親友を私も「加藤のおじちゃん」と呼んで慕っていた。
父は葬儀のことをシェアしてくれた。
父の感じたままを。
落ち着いたら、そっち(佐世保)へ行くでな、ほじゃ、体に気をつけてな。
電話を切る直前の父の言葉。
お父さんも体に気をつけてね。
涙が出た。
私は大丈夫だよと強がりを言いながら。
父の言葉に込められた愛情を噛み締めた。
急に松本に飛んで帰りたくなった。
お風呂に浸かりながら、ジワジワ沸き上がった想い。
私、こんなにも両親に愛されてる。
離れていても大丈夫。
愛されている自信が私を強くする。
電話、ありがとう おとうさん